斎藤工 シン・ウルトラマン CM
映画 シン・ウルトラマン 特報 CM 36秒 鋭意制作中 公開日調整中版
出演 斎藤工,長澤まさみ,有岡大貴,早見あかり,田中哲司,西島秀俊,山本耕史,岩松了,嶋田久作,益岡徹,長塚圭史,山崎一,和田聰宏 他
シン・ウルトラマン,ネロンガ,ガボラが登場するシン・ウルトラマンの特報CM 鋭意制作中 公開日調整中版です。中身の映像は2021年1月公開の特報と同一と思われます。
なんとなく、怪獣の映像がエヴァの使徒風に見えます。
多分、斎藤工さんが走りながらベーターカプセルを取り出してウルトラマンに変身しようとしているシーンもちらっと見れます。
公式ビジュアルのポスターには「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」とゾフィーのセリフもあり、初代マンでの続編は無く? 一気に最終回まで持って行くのか、ゾフィーが登場するのかと期待させる文言もあります。
ゾフィー登場なら、ゼットン登場の可能性もありますし、ウルトラマン死すの展開ですね。
新デザインになった、ベーターカプセルや科特隊がつけていた流星バッジも公開されましたが、いかにも庵野監督風なデザインに仕上がっているようで、過去の庵野氏の作品のオマージュを感じました。
まだ超特報レベルの特報なので、今後の続報のビジュアルの展開次第だとは思いますが、この特報を見た限りの正直な感想では、庵野氏は、やはり帰マンのほうに思い入れが強いのではないかなというような印象です。
ついでに思ってる事を正直に言えば、昔の庵野氏なら、このままエヴァと繋げるようなストーリー展開もするのかなぁと思いますが、シン・ゴジラ風ウルトラマン的なファーストインプレッションも、諸々の予想を大きく裏切る為の前振りである事を期待しています。
追記:
初代マンやウルトラQをリアルタイムで見ていた世代と、今、例えば、ウルトラセブンやウルトラ6兄弟とかそれ以降で、ウルトラマンを知った世代では、ウルトラマンに対する見方は違うと思います。ネットが無かった時代でも、確定済みの情報量が圧倒的に違い、また1歳の差で物凄く違った昭和の時代です。
映画でしか見れなかった怪獣が自宅のテレビで見れる、見た事も無いような新しい怪獣や宇宙人の造形、及びストーリーも魅力的ではありましたが、ウルトラマンとは何か、あの変な宇宙人はなぜ地球にいるのか、なぜ人間を助けるのか、なぜ怪獣をやっつけるのか。そういう謎を解明するために、毎週真空管の白黒テレビを見ていたように思います。
1つの答えは、ウルトラマンは神であると言う考えです。
もちろん、それがアントラー登場回の第7話”バラージの青い石”で昔から存在した地球の守り神として描かれていた事に起因するケースもありますが、例えば、涅槃像の多いタイでハヌマーン(インド神話における神猿)と共演し、信仰の対象と同列扱いされたように、第7話を見ずとも、信仰心のある者はそう、神的な何かだと思ってしまう存在がウルトラマンであろうと思います。
この特報でも、多分メインの出演者達が調査している”巨大人型生物 ウルトラマン(仮称)調査報告書”が登場し、そのメンバーの斎藤工さんが、レヴィ ストロース著”野生の思考”を読み探求しているシーンが描かれていますが、我々が「あれはなんだ?」と思っていた数々の謎を解き明かす物語になるであろうと思うし、シン・ウルトラマンがウルトラマンの原点回帰であるのならば、その結論には、神的な何かが描かれるのではないか、もしかしたら、新たなる神話を描くのでないかなと考えています。
シン・ウルトラマン:2021年初夏公開
Youtube 東宝公式チャンネル
斎藤工 シン・ウルトラマン CM

斎藤工 シン・ウルトラマン CM スチル画像
